「A Bell for Ursli –A Digital Pop Up Book –」 堤麻里子
“あなたが絵本を開くとき、物語が再生しはじめる”というテーマをもとに制作した3DCG・アニメーション作品です。“ウルスリのすず” という雪山を舞台にしたスイスの絵本をモチーフに、紙の質感や手描きの雰囲気を感じられるような世界を再現しました。本の3Dモデルは、古い図鑑の文字や革のテクスチャをマッピングして制作しています。3Dモデリング、テクスチャ制作、アニメーションというフローを通して静止画と動画を織り交ぜたことで、イメージした世界になりました。使ったソフトは、Maya、Photoshop、After Effectsです。少年が旅に出て、森に入り、動物と出逢い、すずを探して、家路につく・・というストーリーをひとつのビジュアルに凝縮しています。大切な絵本をそっと開く。そんな瞬間を想像してみてください。
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「A Bell for Ursli –A Digital Pop Up Book –」
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