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コーディネーターという名の司令塔

FOCUS

Vol.11

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日本デザインセンター画像制作本部 コーディネート室

コーディネーターという名の司令塔

〈 後編:制作現場を尊重する 〉

信頼関係が推進力となる

ダイハツ工業のコンパクトトールワゴン「トール」と、兄弟車種として展開しているトヨタ自動車の「ルーミー」「タンク」、スバル「ジャスティ」。これら4車種のカタログは、受注してから制作、納品までをほぼ同時に進行する必要がありました。コーディネーターは7つの撮影チーム、CGや画像処理、外部スタッフも含めて総勢50人以上を動かしましたが、この大所帯においても、基本スタンスは変わりません。適切なチーム編成を行い、あとは現場を信頼する。コーディネーターと画像制作スタッフの揺るぎない関係が、プロジェクトを着実に前へと進めます。

TOYOTA ROOMY カタログより TOYOTA ROOMY カタログより

包括的に眺める立場

スタッフに寄り添い、モチベーションを維持できるように心を配る。経験値や年齢、性格、得意分野など、人となりを知ろうとする姿勢も持ち合わせる。それが、スタッフィングのバランスや抜かりない進行の礎を築きます。何事も常に俯瞰して捉え、冷静沈着にことを運ぶその姿は、ときには頼れる先輩として、ときには親しみのある家族のように、画像制作本部にとって必要不可欠な存在です。

LEXUS LS カタログより LEXUS LS カタログより

成長は、現場と共にある

動画やCGのニーズが急速に高まっているいま、拡大する制作領域にリアルタイムで対応できる体制づくりをコーディネーターも心がけています。コーディネーターは先導する立場ではなく、制作現場のスタッフと同じ空気を吸いながら、彼らの想いや成長と共に自分たちも変わっていくもの。現場へよりよい働きかけができるよう、いま何ができるか自問自答を繰り返す。それが、昔も今も変わらずに抱き続けている想いです。