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コーディネーターという名の司令塔

FOCUS

Vol.11

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日本デザインセンター画像制作本部 コーディネート室

コーディネーターという名の司令塔

〈 前編:果たすべき役割 〉

画像制作本部には、フォトグラファーをはじめとした全スタッフの稼働状況を把握し、
制作内容にあわせて業務を最適に振り分ける「コーディネーター」という職種がある。
影の司令塔ともいえる彼らは、画像制作という仕事をどのように捉え、采配を振るのか。

受注から納品まで画像制作を支え続ける

コーディネーターの仕事は、画像制作本部のすべての案件の受注窓口となり、統括をすること。クルマから、食品、洋服に至るまで多岐にわたる案件を一つ一つ精査し、規模感やスケジュールなどを把握。撮影・CG・画像処理の各部署と相談しながら、社内のスタッフィングや、外部スタッフの参加が必要かなどを決めていきます。同時進行する複数の制作業務が円滑に進むよう、各部署と密に連携をはかりながら、納品までのあらゆる工程をサポートしていきます。

左からコーディネーターの吉田 ゆかり、圓城 智則、阿部 昌子<br>
圓城はイメージエディティングもこなす 左からコーディネーターの吉田 ゆかり、圓城 智則、阿部 昌子
圓城はイメージエディティングもこなす

画像制作スタッフの橋渡しとして

一つの案件においてフォトグラファーやCGデザイナー、イメージエディターなどの画像制作スタッフが協業関係にあるのはもちろん、アートディレクター、映像ディレクター、コピーライター、プロデューサーなどのさまざまな専門職が近い距離で交われるのがNDCの強み。ときにコーディネーターはその橋渡しとなることで、規模の大きな案件の遂行や、ビジュアルの完成度をいっそう高めることにも一役買っています。

要求の真意を理解する姿勢

社内案件だけでなく、社外から直接画像制作の相談や依頼を受けることも少なくありません。その際はコーディネーターがクライアントとの折衝を行い、画像処理に関する専門的な話をすることも。デザイナーの仕事はときにコンサルティングに例えられますが、コーディネーターにもその視点は欠かせません。求められている画の真意を対話の中から導き出し、予算や時間、クオリティを念頭に置きながら、撮影・CG・画像処理を組み合わせたベストな解決策を提案します。

TOYOTA HILUX カタログより<br>
ロケスタッフの手配もコーディネーターの仕事  TOYOTA HILUX カタログより
ロケスタッフの手配もコーディネーターの仕事