2016.04.20

空気感を映すワイドレンズの魅力とは

空気感を映すワイドレンズの魅力とは

被写体の手前や奥がボケている。
画面全体にきれいにピントが合っている。

そんなとき被写体とその環境との間に空気を感じることができます。
その空気を写すにはどんなレンズを使えばいいのでしょうか?

今回はワイドレンズ=広角レンズで撮る空気感についてお話します。

画像制作部で制作したフルCGの動画を観てください。

そもそもワイドレンズとは、広い範囲を写すことができるレンズのことで、
24mm、28mm、35mmなどが一般的です。

ワイドレンズを使うと、その場所がどんな場所なのか、
被写体がどんな状況にあるのか、ひとめで確認することができます。

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そしてもうひとつワイドレンズの特徴は、被写体に寄れるということです。
クローズアップを目的とした接写レンズとはまた違った広い範囲を捉えながら被写体に寄れる。
それが魅力です。

走り出す寸前のクルマにワイドレンズで寄ってみましょう。

TIPS1604_kuuki002

フロント側のピントがボケていることで、そこにある空気を感じることもできます。

ワイドレンズは必ずしも広範囲を写すためだけではなく
むしろワイドレンズで被写体に寄って撮ること、
ワイドレンズで作るボケをうまく使うことに魅力を感じます。

1964年の東京オリンピックのポスターを撮影した写真家の早崎治氏は、
ワイドレンズのことを「がぶり寄りのレンズ」と形容していました。

グッとくる表現です。