すべては、クルマの動きで決まる
トヨタやレクサスのイメージムービーなど、今まで数多くのクルマの案件を手がけてきた画像制作部。近年は「TIC*1」の制作など、新たな領域への挑戦も行っています。そんな画像制作部の制作に欠かせないのが、CG(コンピュータグラフィックス)の存在。現在、クルマの動画の多くにCGが使われているのだそう。
山上:CGを使うのは、発表前のクルマを撮影するのが難しいという事情ももちろんありますが、CGならではの演出ができるのも大きな理由です。例えば、TICのように走行中のクルマの色や仕様を変えるといった表現は、CGでしかできない演出ですから。
自由な表現で、クリエイティブの可能性を広げるCG。実際の制作はどのように進むのでしょうか。
荻野:まず監督の絵コンテを見て、クルマの動きや速度を決めていきます。クルマの挙動が変わると、カメラや背景の見え方も変わってくる。ここをしっかり決めることが大事なんです。その後、ライティングの方向やシチュエーションに合う背景や道路を精査して、CGソフトでラフの映像をつくっていきます。
山上:CGを使うのは、発表前のクルマを撮影するのが難しいという事情ももちろんありますが、CGならではの演出ができるのも大きな理由です。例えば、TICのように走行中のクルマの色や仕様を変えるといった表現は、CGでしかできない演出ですから。
自由な表現で、クリエイティブの可能性を広げるCG。実際の制作はどのように進むのでしょうか。
荻野:まず監督の絵コンテを見て、クルマの動きや速度を決めていきます。クルマの挙動が変わると、カメラや背景の見え方も変わってくる。ここをしっかり決めることが大事なんです。その後、ライティングの方向やシチュエーションに合う背景や道路を精査して、CGソフトでラフの映像をつくっていきます。